ベルン旧市街を俯瞰できるローゼンガルテンから車で下りてきて、旧市街地へ。アーレ川に架かるニーデック橋(Nydeggbrucke)を渡ったのですが、そこからは歩行者優先道路になっていたので、ニーデック橋の西岸の駐車スペースに。後から知ったのですが、東岸の袂に100台ほど停められる大駐車場があるようです。
ということで、ここからベルン旧市街をぶらぶらと歩いて行くことにします。
旧市街の目抜通りとも言えるゲレヒティクカイツガッセ(Gerechtigkeitsgasse)。立ち並ぶ建築物は路面沿いの1階部分がくり抜かれて石造りのアーケードになっています。特にベルンは約6kmも続くアーケードがあり、世界的に有名です。
アーケードはこんな感じ。冬になると街が雪で覆い尽くされてしまう雪国ならではの知恵ですね。雨に濡れずにショッピングができます。
通りはバスや路面電車も通るというのに、古くからある水飲み場の泉はこのように残されていて、花で飾られて見る人の目を楽しませてくれます。市内に100箇所以上はあるそうですよ。
あちこちで見られる泉の上には、いろいろな彫刻もあります。さて、だんだんベルンのシンボル的存在の時計台が見えてきましたね。
6歳長男がお腹が空いた…と言い出したのですが、この日は日曜日で、スイスでは日曜日は多くの店が閉まってしまうのでこの日も飲食店がなかなか見つかりません…。でも途中でチョコレート店があって、喜んで食べてました。あまりに美味しかったので後でネットを見ると、スイスでもかなりの有名店でした。
時計台に近づいてきました。この電光掲示板は路面電車の駅に設置されているもので、あと何分でどの行き先の電車が来るのかを表示するもの。日本も標準設置にしてほしい。
ツィットグロッゲ(Zytglegge)こと、時計台。かつて城門だったというこの時計台、下側はくり抜かれてアーケードになっています。13世紀頃に建てられたものなんだとか。思ったより大きくて、近づくと全景が撮れないな…。
近くで見ると、天文時計の装飾や人形仕掛けも見事。
メイン通りに出ました。路面電車もちょうどやってきましたね。ここがベルン旧市街のちょうど中心の位置と言えます。
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