[ニューヨーク篇] モーニングサイト・ハイツを歩いてみた。



西にハドソン川、東にハーレムを望む高台、モーニングサイト・ハイツを歩いてみました。

このあたりを象徴する建物と言えば、リバーサイド教会。
全容をカメラで収めるのは無理というぐらいに、とにかく大きい。
キング牧師がベトナム戦争の時に行った「I have a dream」で有名な反戦演説は、
このリバーサイド教会で行われたのです。

リバーサイド教会の北にある、サクラ・パーク。
ニューヨーク在住の日本人たちがたくさんの桜の木を市に寄贈したことからその名があり、
東京とニューヨークの姉妹都市関係を象徴するような、日本にゆかりのある公園です。
桜の季節になると、桜の花が美しく咲き乱れるんだとか。


サクラ・パークの中にある、ダニエル・バターフィールド将軍の銅像。

様々な事業を生み出した実業家でもあり、南北戦争で活躍した軍人でもあります。

モーニングサイドアベニューに面した、モーニングサイド・パーク。
自然豊かな散策路もあり、また子どもたちの遊具を多く備えた児童公園にもなっています。
うちの子どもも、外国人の子どもたちに混じって
すべり台やブランコで遊びまくってました。


モーニングサイト・ハイツにはたくさんの学生の姿が見えるのですが、

コロンビア大学があるから。
バラク・オバマ大統領をはじめ、数多くの著名人を輩出した名門大学として知られ、
この大学の卒業生の中で、ノーベル受賞者は100人以上いるんだとか。


サクラ・パークの屋台で売っていたアイスクリームを食べたいと突然言い出した我が子。

ところがこの日はとにかく寒くて、ガチガチ震えながら食べてました。


サクラ・パークの横に、何やら豪壮な廟所のような建物が建っていて、

星条旗もはためいていたりするので入ってみたところ…


第18代アメリカ大統領、ユリシーズ・グラントの墓でした。

グラントというと汚職スキャンダルにまみれてしまった大統領の頃よりも
南北戦争で北軍を勝利に導いた天才的な軍人として有名であり、
現在でもアメリカの50ドル紙幣に肖像画として用いられています。
建物の中央にある棺は、左がグラント将軍で右がその妻のものです。
またグラント将軍にまつわる様々な品物が展示されています。入場は無料です。

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