中国の北京に行ってきた。(1)



中国の北京に行ってきましたよ。前回北京に行った時は2006年2月だったのでもう6年以上も前です。北京オリンピックよりも前ですし、何より『ビジネス発想源』の連載を始めて間もなくの頃です。時間が経つのは早いですねえ…。というわけで、先々月に行った上海の時ほどは写真は撮っていないのですが、北京での写真をアップしていこうと思います。


天安門の南側に位置する前門エリア。北京オリンピックの前後には前門大街は大きく整備され、いろんな名店が建ち並んでいます。清代には、皇族たちが紫禁城から出てこの界隈で買い物をしていたんだとか。歴史的にも城下町と言えますが、まあよくある観光地化したエリアです。


至るところにある、ヤクルトの看板。ヤクルトは中国ではかなりメジャーな飲み物らしいですね。この腸の形の広告が印象的。

歩いているうちに迷い込んでいた胡同(フートン)の中に小学校があって、校門前には保護者達の行列が。中国では過酷な受験戦争が繰り広げられているそうですが、そんな教育熱よりも先に、日本では考えられないほど誘拐犯罪が多いとか。それは一人っ子政策で貴重な子どもを人質にするという身代金狙いではなく、むしろ奴隷や売春婦としての労働力として人身売買されているんだとか。だから学校の前には迎えの親が必ず来るんですね。


お腹が空いたので、その辺のお店で昼食。牛肉麺が15元、炒飯が10元、肉まんが3個で4元でした。でも炒飯以外はあまり美味しくなかったんだよな…。上海ではたまたま入ったお店は偶然にも美味しい店ばかりだったのですが、北京ではなかなか満足が行くものに出会えなかったり…。偶然だとは思うんですけど。


瑠璃廠(ルーリーチャン)と呼ばれる、筆や硯などの文具の店が集まるエリア。筆や硯、または印鑑などは観光用の安いものもあれば、本職の書道家や画家たちが選ぶような本格的な高額なものまでいろいろと。実際、日本で活躍する書道家の中にもこの界隈で筆や墨を調達してくる方も結構いるんだとか。


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