宮城県のあちこちに行ってみた


仙台での「発想源ライブ」のついでと言ってはなんですが、宮城県のあちこちに行ってきました。


宮城県と言えばやっぱり、日本三景にも数えられている松島でしょう、ということで松島海岸へ。松島に来るのは2度目ですが、どうも地元の土産店やら停泊船やらがごちゃごちゃしていて、長崎の九十九島などを見慣れている九州出身の自分からするとあまりときめかなかったりします。松島海岸に行くより、「松島四大観」と呼ばれる遠くからの景色のほうが美しいです。これは松島に限らず、他の日本三景である天橋立や宮島も同じことが言えます。


でも、松島海岸にある国宝の瑞巌寺は好きだったりします。とはいっても今は本堂が大改修中で入れないんですけど。その代わり、国宝庫裡や陽徳院御霊屋などが公開されています。歴史の教科書などでもよく見る「伊達政宗甲胄像」や、伊達家の歴代の位牌などを見ることができますよ。陽徳院というのは伊達政宗の正室の愛姫のことです。


涌谷町にある涌谷城に行ってみる。伊達家家臣である亘理氏の居城で、亘理氏はやがて伊達姓を名乗ることが許されました。その一族である伊達宗重がやがて伊達騒動を巻き起こしてしまうことになります。ちなみに当時は天守閣はなくて、今建っているのは「天守風の資料館」です。


そして、これまでにも何度も行っている、白石市の白石城へ。伊達政宗の家臣であった片倉小十郎(片倉景綱)の居城です。この天守は新しいのですが、よくある最近の天守のように中が資料館になっているのではなく、当時の面影を残す完全な木造作りです。(資料館は別にあります)


白石名物の温麺(うーめん)を食べることに。これ「小十郎うーめん」って言うそうです。ごぼ天が入っているので刀か何かをイメージしてるのかな。


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