[中欧篇] ヴァラジュディン（３）スターリ・グラッド ／クロアチア

クロアチア北部でかつて経済・行政の中心地であった古都ヴァラジュディン。街中を歩いていくと、お城が見えてきました。スターリ・グラッド（Stari Grad）と呼ばれている要塞です。

こちらの小屋のような建物は、実は城門。13世紀ごろから既に存在しているお城とあって、とても歴史を感じさせる構造になっています。

スターリ・グラッドの外観。白い壁と赤い屋根が印象的な、古い別荘のような要塞。現在はヴァラジュディン市立博物館が入っています。

一帯はとてものどかな庭園のようになっていますが、ベンチなどでけっこうカップルがイチャイチャしています。あまり観光客はここまで来ないのかなあ。

お城のすぐ東側にこんもりとした土山があり、そこに登ることができる階段がありました。景色が良さそうだ。

その土山から見た風景。なかなかステキ。この日はとっても天気も良くて、青空と緑の芝生がとても映えますね。

※9月7日にBS朝日で放送された『迷宮グルメ 異郷の駅前食堂』でヴァラジュディンを紹介する時に使われた映像は、ここから撮影していました。

土山から見下ろしたスターリ・グラッド。きちっと垂直ではなくちぐはぐした感じで建っているので、まるで絵本から飛び出したようなお城です。かわいいお城。

この土山の陰のベンチでもまたカップルが1組イチャイチャしていたので、お邪魔かなーと思っていたら…

7歳長男も3歳次男も「面白そうー！イエーイ！」と登ってきてめちゃくちゃうるさくて、カップルにはめちゃくちゃ邪魔だったことでしょう。すみません。

その土山は7歳長男がやたら気に入って、時間を忘れて登ったり降りたりして、しまいにはすべって転んでケガしてました。でも小学生だとこういう山をついつい登っちゃうんですよね…。観光客が少なくてよかった。

こっちの石垣にも長男が登ってる…。すごく大きいわけでもなく、観光地のように人が多いわけでもなく、子どもたちには格好の遊び場のようなお城でした。