[スイス篇] ベリンツォーナ（１） 到着〜城内

メゾッコ城から高速道路13号線を南下して、グラウビュンデン州（Graubunden）からティチーノ州（Ticino）へと入り、州都であるベリンツォーナ（Bellinzona）にやってきましたよ。３つのお城が世界遺産に登録されていることで世界的に有名な街です。

まずは市街地の中心部にある地下駐車場に車を停めました。下のGoogleMapの到着地を参照。駐車場から階段を上がるとこの広場に出てくるのですが、その背後がカステルグランデ（Castelglande）の内部へと上がれるエレベーターの入口になっています。

まずは世界遺産の３城のうち、カステルグランデに入ってみることにします。エレベーターから上がったところ。多くの中国人ツアー観光客が来ていました。この坂を登っていくと中庭です。

その坂の途中で城壁の外に出られる門があり、この階段から少し降りることができます。そこには…。

こんな景色が広がっています。世界遺産の３城のうち、残る２城が見えるでしょうか。一つは教会の背後の少し高いところに広がっているモンテ・ベッロ城（Castello di Montebello）。もう一つはその右上の高い山の上に小さく建っているサッソ・コルバロ城（Castello di Sasso Corbaro）です。

ちなみにカーナビでカステルグランデを目的地にセットすると、この入り組んだ場所に来てしまうのですが、ここは「P」と書いてあるけれども業務用の入口で一般車が入れません。私も最初はここに車で迷い込んでしまい、狭い道の上に観光客が多いのでめちゃくちゃ切り返しが大変で、観光客の方の誘導でなんとかUターンできました。地下駐車場に停めるのが無難です。

カステルグランデの中庭に入りました。芝生が広がっています。中庭を囲む城壁の隅に建てられている塔たちがいい感じ。

中庭の芝生はとても広く、市民や観光客たちが思い思いにスポーツしたりくつろいだりして過ごしていました。6歳長男もいつの間にか現地の家族の遊びに混ぜてもらってたり。のどか。

 

カステルグランデから見た北側。ベリンツォーナの市街地が広がっています。来る時に抜けてきたメゾルチーナ渓谷（Val Mesolcina）は前に見えている高い山の右側になります。

城内の建物はベリンツォーナ市立博物館（Museo Civio）として利用されています。

城壁に登ることができるし、また塔にも上がることができます。しかも入城料などはなく、誰でも行けます。さっそく中に入ってみることに。