ベルン州の街トゥーン(Thun)からトゥーン湖畔を走ろうと隣町のヒルターフィンゲン(Hilterfingen)を抜けようとした時、ふと城らしき洋館が目に入ったので、気になったところにPのマーク(駐車場)の標識があって、ちょっと慌てて駐車場に入ってみました。
駐車場のすぐ横に、林の中へと入っていく道が。看板に書いてある「Offnungszeiten」というのはドイツ語で「営業時間」という意味だとか。
地図がありました。「LAGEPKAN」というのは地図のこと。その下に「Parkanlage Schloss Hunegg」と書いてあります。Schlossだからお城だ! Parkanlageとは公園のことらしく、「Hunegg城公園」ということかと。
登っていくと、石垣が見えてきました。
そしていきなり目の前に現れたお城。なんというカッコよさ! 東京都北区の旧古河庭園のようだ…とか言ったら怒られるかもしれないけど、周囲の庭園もものすごく手入れされています。
庭園の花々も美しい。
そしてトゥーン湖の眺めもとても美しいです。澄んだ湖。
なんだかとてもカッコよすぎて、しばらくずっとこの外観を眺めていました。西日に照らされた石壁の色合いがまたなんとも鮮やかでいいですね。外観の写真ばかり撮ってしまいました。
後でネットで見たら、Huneggというのはヒューネックと読むらしいです。ヒューネック城か。日本のガイドブックはもちろん、ネットでの情報もあまりなかったので当初は読み方すら不明でした。たまたま目に入らなかったら寄らなかった城だったので、偶然に出会えて本当によかったです。
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