上海から中国新幹線に乗って北京へ



かつては上海から北京は飛行機が一般的でしたが、最近では京滬高速鉄道の開通により新幹線もその選択肢の一つに加わるようになりました。上海から北京までは距離にして約1,300km、時間にして約5時間です。1日70本~90本近くの便数があり便利です。新幹線の乗り方は以前の記事を参照。無錫や蘇州に行った和諧号とさほど変わりませんが、それらは8両編成なのに対し、北京行は16両編成が主流です。というわけで、上海虹橋駅から出発ー。


上海虹橋駅から北京南駅まで、二等座(二等席)は555元(約7,500)円。ちなみに私は幼児と二人で乗ったので、一等座(一等席)で行くことにしましたよ。一等座は935元(約13,000円)なので同距離間の飛行機より高いんですが、ちょっとまとまった時間を作ってPCで取り組まなければならない作業があったので新幹線を選びました。16両編成の和諧号の一等車両は先頭の16号車で、無錫などに行った南京行きの中距離用よりも座席数が少なく、席も豪華でゆったりしている気がします。また、中距離用にはなかった無料コーヒーサービス、ミネラルウォーター、お菓子などがあります。また一等車両の人しか使えないトイレもあります。


上海→南京→蚌埠→徐州→済南→天津→北京と北上していきますよ。


一等座の足元にはコンセントが完備されていて、このようにスマホやPCを使っている人がたくさんいました。私も子どもが途中で寝てくれたので、途中からはコンセントを使ってノートPCで仕事に没頭できました。ちなみに、中国では車内でも大声でスマホで話したりするのが普通で結構うるさい代わりに、ちょっとぐらい子どもが泣いていてもあまりお構いなしなので、子連れには大変助かります。むしろ乗客の皆さんが楽しんであやしてくれたりするんですよね。


というわけで、約5時間の電車の度を終えて北京南駅に到着ー。ここから市内へは地下鉄4号線で市内に出られます。私はタクシーで直接ホテルに向かったのですが、ホテルを取ってくれた人物が渡してくれていたホテルの情報が、住所も通り名も何もかも全て間違っていて、この後とんでもなく北京の街をさまようことに…。


現地の警察などのお知恵を借りて、数時間後の深夜にようやくホテルに到着できました…。というわけで、深夜にも空いている近くの餃子店で餃子を食べることに。けっこう名店らしく、とっても美味しかったですー。


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