無錫の三国城に来ています。太湖の湖畔は、『三国志』最大の盛り上がりを見せる「赤壁の戦い」にまつわるロケセットが多く残されています。孫尚香府酒家の横には「火焼赤壁」の文字の石碑が。「赤壁の戦い」の火計を撮影する特技場です。それにしても、女性のほうが記念撮影している人多いな…。
これがその火焼赤壁特技場。池の中に軍船のミニチュアが並べられています。観覧席もあるので、実際にここで火計のショーがあるのでしょう。軍船の数からいって、こちら側が漢の曹操の水軍、向こう側が呉の孫権の水軍のようです。
火焼赤壁特技場の(恐らく)曹操軍側。たくさんの軍船が並んでいます。しかも、水上戦に慣れない曹操軍はそれぞれの軍船をつなぎ合わせて安定させ、巨大な要塞にして揺れを少なくする方法を取っています。しかし、これが実は呉軍の「連環の計」で、軍船をひとまとめにしたことで、曹操軍はその後の火計で哀れな敗戦を招いてしまいます。
三国城の中央に大きく造られているのは、呉王宮。孫権の居城である王宮が作られているのですが、とにかく大きい。ちなみにこの写真はまだ入り口の門です。これだけでもかなりの大きさなのに…
中に入るとドーンと大きな王宮が建っていました。でけー!門から階段を登って王宮殿にたどり着くまでにかなり時間がかかってしまいそうな大きさ。ちなみにその週は、水を掛け合って涼むというお祭りが開かれる前日だったようで、王宮のあちこちに軍船や木桶が置かれ、水が張られていました。それにしても、本当にすごい暑さ。この日の気温は40度を超えていました。
王宮の左側には「后宮(後宮)」、つまり大奥があるのですが、そこでは貸衣装を貸し出していて、記念撮影ができたりします。王太子風の服装で撮影をしている親子がいますねえ。
呉王宮の王宮殿の中でもコスプレ大会が。いろんな衣装が用意されていて、お金を払ったらそれを着て記念撮影ができるみたいです。着飾った女性スタッフもたくさんいて、ハーレム状態で撮影をすることもできます。すごい格好で撮ってるお姉ちゃんがいるなあ…。
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