鎌倉宮のもっと奥にある、銀屏山こと臨済宗瑞泉寺にも行ってきました。
鎌倉公方の菩提寺として、鎌倉五山に次ぐ関東十刹に列せられる寺院です。
どの季節に行っても鮮やかな花景色に包まれることで人気の寺院です。
瑞泉寺の境内は国の史跡にも指定されています。
この時は陽の落ちかけで裏山だけに夕陽が当たっていましたが、
この寺を囲むように広がる紅葉が美しい錦の屏風のように見えることから、
銀屏山という山号がついたのだそうです。
鐘楼。
仏殿。
開山した夢窓疎石によって作庭されたと言われる仏殿裏の庭園。
鎌倉時代から残る唯一の庭園として、国の名勝にも指定されています。
岩盤を大胆に取り入れた庭園です。
夕焼けに彩られた境内はとても幻想的。
また境内には高浜虚子、大佛次郎、川端康成、大宅壮一など、
多くの小説家や俳人と文学碑もあり、文学とも深いゆかりがあるお寺です。
瑞泉寺へ至る道にも、あちこちに紅葉の景色があります。
源頼朝が奥州征伐の戦没者の慰霊のために建立したという永福寺の復元も進んでいます。
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