華やかな世界の裏の圧倒的努力、『Making世界一』


今週の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、50年以上の歴史のあるミスインターナショナルで
2012年に日本人初のグランプリに輝いた吉松育美氏の著作『Making世界一』。
顔のメイクと「世界一を作るには」という二重の意味を込めたタイトルなんだと思いますが、
どうやったら美しくなれるか、というよくある女性向けの美容の本ではなく、
世界一をつかむためにどれだけの努力や覚悟が必要なのかを書き記した本です。
日本だけではなく世界を相手に戦うことの厳しさが書かれてあります。
ちょうど今週、次の年のミスインターナショナルが決定しながら、
吉松氏がストーキング問題を記者会見して会場に現れなかったという事件があったばかりですが、
あの記者会見で披露した英語力をどう見に付けたか、なんていうこともまとめられています。
世界で活躍したい人がプロ意識を知る良い本だと思います。


Making世界一 (吉松育美氏著/東京書籍)


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