科学的投資の限界、『投資は「きれいごと」で成功する』


本日の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、新時代の投資手法として注目を集めている鎌倉投信の投資信託「結い2101」の運用責任者、新井和宏氏の著作『投資はきれいごとで成功する』です。

これまで金融業界が築き上げてきた科学的なアプローチの投資方法がリーマンショックで完全に崩壊してからというもの、「投資はまごころ」という「結い2101」の手法は注目を集め続けています。これからの時代、どのような会社が生き残り、多くの人に支えてもらえるようになるのかというヒントがいろいろと見つかる本です。

そう考えると、かつては一部上場が双六でいえばあがりのような最終地点だったのが、もうその株市場自体の存在意義が過去のものになるつつあるのかもしれません。金融のあり方はこれからも大きく変わっていきそうです。


『投資は「きれいごと」で成功する』(新井和宏氏著/ダイヤモンド社)


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