今年30周年を迎えた演劇集団キャラメルボックスの今年最後のクリスマスツアー『BREATH』を観に、池袋サンシャイン劇場に行ってきました。
7組の男女のクリスマスの話が同時進行していき、最後にそれらが全て絡み合うという群像劇。キャラメルボックスでは珍しいタイプの作品だなあと思ってたのですが、同作のトーク&フォトブックを見ると脚本演出の成井豊氏も「こんな脚本を書いたのは僕自身初めて」と書かれていました。
極端な性格の登場人物が多いので、最初は誰に感情移入すればいいのかと探りながら観ていたのですが、次第に人物間のつながりが見え始めると、どんどんその世界にのめり込んでしまいました。とってもスカッとするお話でした。今年のクリスマスも楽しみたくなりました。
ちなみに今回、S席は満席で2階自由席のA席しか空いてなかったので、一度やってみたかった一番後ろの席での観劇をしました。ダンスシーンって上から見るとこうなんだー!とか1階席とはまた異なる感動がありました。
終演後に撮影タイムがあるのをすっかり忘れてました。一番後ろだから、写真が遠い……。
この日は、主人公の一人を演じた俳優・多田直人さんの誕生日だったそうで、花束贈呈のお祝い。
そういえば、劇中にはキャラメルボックスの過去の作品に関わる伏線がいろいろと出てきますので、長年のキャラメルボックスファンにはさらに楽しめるかと。でも、なんでBREATHなんだろ。深呼吸かな?
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