破天荒な経営術が会社を激変する、『社長は少しバカがいい。』


本日の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、エステー株式会社の鈴木喬社長の著作
『社長は少しバカがいい。』です。
シャルダンなどのエアケア商品の成功に酔いしれて失速していた家業のエステーに、
日本生命会社で1兆円プレイヤーだった鈴木喬氏が入社して社長に就任し、
『消臭力』や『脱臭炭』などのインパクトのある商品を生み出したのは有名な話。
その鈴木会長が、ぬるま湯に浸かった会社をどのような手腕で立て直したのか、
ヒット商品の数々をどのように発送していったのかといった意識や考え方が
本人によって詳しく書かれています。
『消臭力』のミゲル君のCMが注目されたのは記憶に新しいですが、
あの人気CMが生まれた背景に、東日本大震災の惨事に伴う裏話があり、
今でも前衛的な考え方の風土が息づいていることがよく分かります。
社内改善のヒントがたくさん載っている良本でした。


『社長は少しバカがいい。』(鈴木喬氏著/WAVE出版)


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