『脚本家という生き方』


本日の『ビジネス発想源』でご紹介した『脚本家という生き方』という新刊。『ウルトラマンマックス』『牙狼<GARO>』『監査法人』など、数々の話題作を手がけられてきた注目の若手脚本家、小林雄次氏の初エッセイです。

物書き一本で生計を立てることは難しいこの世界で、若くして脚本家一本の専業で活躍されている小林氏。これまでの作品への関わり方や仕事の進め方などが緻密に分かりやすく書かれてあり、脚本家志望の人だけではなく、「良いモノを制作する」というビジネスマンやクリエイターにも参考になるヒントが満載で、とっても勉強になる良書です。ここ数日、何度も読み返しています。


八木毅さん、梶研吾さん、唐橋充さん、太田愛さんなど業界の第一線の方々との対談や、小林氏の手がけられた脚本やプロットなども収録されていて、とってもボリューム満点の一冊。

小林雄次さんには昨年7月に「発想源ライブプレミアム」にご登壇頂きました。その時に「深夜帯で『牙狼<GARO>』という番組を手がけて…」という話が出てきて、実は不勉強な私はその作品を全く知らなかったのですが、この本を機に観始めて、「なんだこれスゲェ!」と夢中になって観ています。こんな映画のようなクオリティの番組を深夜にやってたなんて。知らなかった自分が悔しい。

TSUTAYAにいつ行っても続きのDVDの巻が借りられていてなかなか先が観れなくて困ってます。すごい人気なんですね。というか『牙狼』を知らないのに梶研吾さん小林雄次さんを講演に呼んだのかおまえはと特撮ファンに怒られそうです。

「発想源ライブプレミアム」での写真をご提供しただけなのですが、巻末の「協力」の錚錚たる方々の中に私の名前も入れて下さっていて、大変恐縮しております。そしてさりげなく周囲に自慢してます。(オイ)


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