[エストニア篇] コフトウッツァ展望台に行ってみた。



世界遺産の歴史地区、タリン旧市街地を一望できる展望台へと向かうため、

かつて王族や貴族などが住んでいた王城のある山の手方面へと上っていきます。
下町地区から山の手地区に上るための最短ルートである
「短い足」(Luhike jalg)と呼ばれる急な階段を登っていきます。
この階段、風情あるなあ。


「短い足」を登りきったところで見える、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂。

ロシア皇帝アレクサンドル3世によって建造された正教会で、
ウラジミール大公であり英雄聖人とされるネフスキー公に捧げられたことからこの名があるとか。
上部が一部工事中ですが、半端ない存在感。


ネフスキー大聖堂の前に、見事な城壁が。

トーンペア城の城壁ですが、ここには翌日に行くことに。


聖母マリア大聖堂。

1200年代に建った、タリン最古の教会なんだそうです。


ということで、小道を縫ってコフトウッツァ展望台に到着。

崖の上に設置された展望台からは、タリン歴史地区が一望できます。
向こうにはバルト海が広がる様子も見えています。
左に見える尖塔は、聖オレフ教会のもの。街の赤い屋根が美しいです。
こちらは北側ですが、もっと南側の市街地も見ることができ、
180度以上のパノラマが広がります。


さらに、北への小道を3分ほど歩いていくと…。


今度は、市街地の外側のタリン駅方面を望むパットクリ展望台に着きます。

ここからは塔の広場、トーン公園方面に急階段で下りていくこともできます。
もう陽が落ちかけの夕方でしたが、昼の明るい時間もすごく美しそう。
メルヘンチックな街の雰囲気に、とっても癒されます。

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