[中欧篇] ブダペスト(2)セーチェーニ鎖橋/ハンガリー


ハンガリーの首都ブダペストの観光の定番中の定番ではありますが、ドナウ川に架かるセーチェーニ橋を歩いてわたります。西に向かっているので、夕方の西陽で逆光っぽい写真ですが。

見上げるとハンガリー大統領旗にも使われている紋章が。凱旋門のように荘厳な雰囲気です。セーチェーニ鎖橋は技術者のクラーク・アーダームとセーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵の金銭支援によって架けられ、セーチェーニ鎖橋の名はもちろんその伯爵の名前から来ています。

鎖橋から見た東岸側。ちなみにこのドナウ川の西岸の地区をブダと呼び、こちらの東岸の地区をペストと呼ぶため、全部合わせてブダペストという都市の名前になっています。

 

だんだん西岸に近づいて来ましたよ。サーチェーニ鎖橋は全長380メートルで、ブダペスト市内のドナウ川流域でたくさん架かっている橋の中で最初に架かったものです。何度かの改修をしているものの、戦争時に散乱した鋼材を再利用しており、建造当時の面影をしっかりと残しています。

鎖橋の西側のラウンドアバウトは建設技術者の名を取ったクラーク・アーダーム広場。

このクラーク・アーダーム広場はハンガリー国内の道路の起点とされており、この右側には「0」の形をした0キロメーターストーン(0km碑)が設置されています。そう言えば写真に撮ってなかった。

その0km碑の正面に、王宮の丘にあるブダ城へ登ることができるケーブルカーがありました。普段だったらケーブルカーを使わずに歩いていく気力があるのですが、今回は子どもを3人連れていることですし、使うことにしました。ただし片道のみ。帰りはどこから降りるか、後で決める。

駅のすぐ横にある城壁と紋章。

ケーブルかーに乗ってみました。全面ガラス張りなので風景も見えます。先ほど渡って来たセーチェーニ鎖橋も見えますね。

1分ぐらいの短い時間で、一番上まで登って来ました。ワシの像があり、その向こうはもうブダ城です。

ケーブルカーの上野駅から見た、ブダペスト市街地。セーチェーニ鎖橋とドナウ川、そして対岸に聖イシュトヴァーン大聖堂が見えますね。

 


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