発想の出所が面白い、「三谷塾『清須会議』予習ゼミナール」


映画『清須会議』のPR番組ということで、深夜に放送された、
三谷幸喜監督が清須会議を学生たちに講義するという
三谷塾『清須会議』世衆ゼミナール」という番組が、かなり面白かったです。
最初は、歴史上の清須会議を分かりやすく説明するのですが、
どうもこれは受験予備校ではなくて映像関係の専門学校で撮影されたらしく、
最後の学生の質疑応答は三谷監督への映画の作り方についての話がほとんどでした。
その中で、どうやって映画を作り始めるのか、という質問があって、
『ザ・マジックアワー』の時は、散歩中に、
「佐藤浩市が窓の外でなぜか上下している、というのが面白いのではないか」
と1シーンのイメージが浮かび、そのシチュエーションにするためには
どのように話が進まなければならないか、とストーリーを組み立てていった、
といった話があって、かなり勉強になりました。
確かに佐藤浩市が窓の外で上下してたら面白いけども。
どこからその発想が湧くのか、ほんと不思議です。


『清須会議』(三谷幸喜氏著/幻冬舎)


コメント