[スイス篇] ヌフェネン峠(2) ヴァレー州へ


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ベリンツォーナから西へと向かい、ティチーノ州(Ticino)とヴァレー州(Valais)の州境にあたるヌフェネン峠(Nefenen-Pass)。カーナビの標高が2485mとなっていたので「2500mまで行ってみたい」と近くのたかそうな岩場に張り切って登った6歳長男。

20170922_022 2500mあるかなあ。なさそうな微妙な感じだなあ。とりあえず長男は「2500mまで来た!」と思い込んで、気に入ったのか全然降りてきません。

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それどころか「もっと高いところに触る!」とかやったり。ちなみにここは峠としての最高地点ですが、ここからさらにもっと高いアルプスの山々へが周囲にあるので、トレッキングをする方にはここを経由して行くという人も結構いるようです。

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周囲の景色の説明板が設置されていました。

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見るとヌフェネン峠の標高は2478mって書いてる! それだと先ほどの十字架のところは2500mまでは行ってないかなー。周囲に見える山々の名前と標高を記してあります。ここから見える山で最も高いのは、フィンスターアールホルン(Finsteraarhorn)で標高4274m。さすがアルプス、富士山級の山がごろごろあります。

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さて、ヌフェネン峠を越えてヴァレー州へと入ります。急勾配の坂で、みるみるうちに高度が下がっていきます。それでも電動ではない自転車でサイクリングでヌフェネン峠へ登ろうとする人と何台かすれ違いました。

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ある程度急勾配を降りたところで、ちょっと車を停めてみると…

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今降りてきたヌフェネン峠を方角を見るとこんな感じ。奥の尖った山は恐らくスイスとイタリアの国境にある2969mのコモ・グリエス(Como Gries)かなと思うのですが、先ほどまでいたヌフェネン峠はその左の大きな雪山。あんなところから車で降りてきたのか!

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そして今から向かうヴァレー州側はこんな感じ。まだまだ降りますよ。

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ゴムス地方のローヌ川沿いになると、緩やかな峡谷になって、高度は徐々に下がるもののゆったりと走れる道路になりました。ここからローヌ川に沿って、さらに西へと進んでいきます。

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長男がお腹が空いたーと言うので走りながらお店を探すも、なかなかレストランっぽい店が見つからず、なんだかアメリカン開拓時代みたいな店がたまたま出てきたので、ここで早めのランチ。

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ほんとにアメリカンスタイルのお店だったんですが、ここのステーキは本当に美味しかった。ポテトやパンまでも美味しくて長男もがっつがつに食べ、僕もその日の夕食時に全くお腹が空いてないというぐらいに食べてしまいました。

ブフィン・フィンゲス自然公園と呼ばれる広大なエリアですが、この辺りは高速道路9号線ができていたり、途中できていなかったりで結構カーナビも混乱していましたが、さらに西へと進んでいきます。


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