中国の上海に行ってきた。(3)



中国の上海に来ております。昨日までは雨天・曇天だったのですが、この日はとても青空のいい天気。つい先日まで上海は恐ろしいほど蒸し暑かったらしく、また寒くなるのも早いので、「一番良い季節の、一番良い日に上海にいらっしゃいましたね。運がいいですね」と上海在住の皆さんに言われました。


訪問先でふと窓の外を見たら、怪しげな煙が。何が起こってる!?この後、さらに黒煙は天を覆い尽くすように広がっていき…結局原因分からず。万博のアトラクションか何かなのかな。


上海を中心に中国全土で活躍されている写真家の海原修平さんがとても中国茶に精通していらっしゃって、いつも利用している店があるというので連れて行って頂くことに。観光名所にあるお茶屋さんは大抵まずくて高いものばかりですが、このお店で試飲させてもらったお茶はどれも美味しいものばかりで、しかもお値段もお手頃。茶葉や茶器をいろいろと買い揃えました。帰国したら家でお茶会やるぞ。


古民家街にオシャレなショップや飲食店が入って急速に観光スポットとして注目を集めている田子坊へ。レンガ造りの街並みが、何となくスペインのトレドを思い出させる感じ。皆さんとカフェテラスでお茶しながら街を眺めていたら、道行く人々、みんな若くてオシャレ。大衆観光地的な豫園や外国感あふれる新天地とはまた違ったオシャレ感がありますね。


フットマッサージ店へ。上海は香港や台北のように至る所に足裏マッサージ店があって足の裏の絵がどこにでもあるようなイメージがあったのですが、あまり簡単には見つからなかったです。ガイドブックに載っている店はオシャレだけれども日本語完備でけっこう高い。そこで、日本語が全く通じない手頃でキレイなお店に行くことに。70分で78元(約1,000円)。安っ。日本の相場だったら70分で少なくとも7,000円はするよなー。


ちょうど尖閣諸島の船長解放問題で日中の国交が揺れているという報道がされている時期なので「大丈夫か?」と心配のメールをたくさん頂きましたが、市内のスーパーでは普通に日本企業のお菓子や青森県産のリンゴの販売フェアとかやっていましたよ。国民の抗日感情がどうのという話は、明らかに対外的にしか話題に挙がっていない感じでした。


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