猿橋に行ってきた。(2)



山梨県大月市にある日本三奇矯の一つ・猿橋に来ています。

桂川に架かり甲州街道の重要な橋であった、独特の形をしている猿橋。

ちなみに、日本三奇矯の中で無料で渡れる橋はこの猿橋だけだったりします。
錦帯橋(山口県)もかずら橋(徳島県)も有料ですし、神橋(栃木県)は通行禁止です。


猿橋のすぐ西側には県道505号線が通るコンクリート製の新猿橋が架かっており、

また川沿いのあじさい遊歩道もあるので、猿橋を西側から撮影する観光客が多いです。
新猿橋も遠回りせずに階段ですぐに上がれます。

なぜか猿橋を気に入って走り回る我が子。
ちなみに猿橋は水面から30m近くのところに架かっており、落ちたら死ぬので注意が必要です。


新猿橋から眺める、木々の葉の隙間から見える猿橋もまたよし。

ちなみに新猿橋には、猿たちが身を挺して橋となっている独特の欄干があってかわいいですよ。


今回は時間がなくて遠くから眺めるだけでしたが、

猿橋駅の隣の大月駅には、岩殿山という標高634mの急峻な山があり、
武田信玄配下の小山田氏が堅固な岩殿山城を築いていたことで知られています。
NHK大河ドラマ『風林火山』で小山田信有を田辺誠一が演じていましたが、あの小山田氏です。
ちなみに標高634mということは、東京スカイツリーと同じ高さですね。


猿橋駅近くの宮下橋から桂川を望む。

都心から2時間もかからずに、このような渓谷の景観が広がる場所があったんですねえ。
電車でも行けるし、車でも中央自動車道ですぐなので、東京からアクセスの良い景勝地と言えます。
実は猿橋に行ったのは今回2回目で、
会社員時代に仕事中に営業車で国道20号線を走っている時にたまたま見つけて寄りました。
でも今回、初めて時間をかけてゆっくり見られたので、とても楽しかったです。癒された―。
日本三奇矯は他に錦帯橋、かずら橋、神橋と、説によって違っていて4つあったりしますが、
残すは徳島県のかずら橋です。いつかぜひ行ってみたいと思います。

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