演劇集団キャラメルボックスの『パスファインダー』を観に行った。

演劇集団キャラメルボックスが池袋サンシャイン劇場で上演中の『パスファインダー』を観に行きました。過去へと飛ぶことができる「クロノス」を使って、一人の科学者が亡き兄に会いに行くという話。いやあ、泣いたー。カーテンコールで役者さんが勢揃いした時、「え、全部で８人しか出てなかったっけ？」と驚いたほど、とても濃密な内容に思えました。

梶尾真治原作のSF小説『クロノス・ジョウンターの伝説』は、それぞれの短編を同劇団が舞台化してきましたが、今作はそのシリーズ原作を下敷きに脚本家の成井豊氏がオリジナルで書き下ろしたもので、原作者からもシリーズの一作品として認められているものなんだそうです。

ちなみに写真は上演中に隠し撮りをしたわけではなく、上演後に撮影OKタイムがあるのです。以前は役者さんの集合写真を撮るコーナーだったのですが、今作では劇中の１シーンを再現するというコーナーになっていました。これは画期的！

また、今回は『クロノス』という作品との２本立てなのですが、そのもう一方の『クロノス』の出演者による予告編も上演されるという太っ腹さ。この時も撮影OKタイムです。SNSで拡散してくれる人が増えますね。いやあ、キャラメルボックスの仕組みはいつも進化してるなあ。