[スイス篇] ラントヴァッサー(2)ラントヴァッサー橋(…と、衝撃のミス)


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行ってみたかったラントヴァッサー橋(Landwasser Viaduct)。レーティッシュ鉄道に乗って上から撮影するのが普通なのですが、下から見たほうがいいのではないかと思ったのです。というわけで車で来たのをいいことに、峡谷に入ってやって来ました。

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橋の逆側、川を下流へ見るとこんな感じ。さて、スイス観光にお詳しい方、鉄道写真や橋梁事情にお詳しい方なら、もう1枚目でお気づきかもしれません…。

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電車が好きな6歳長男も、ようやく着いた橋を気に入ってミラーレスで撮影しています。しかし、この時は気分が高揚していて全く気づかなかったのですが、帰国して写真を見てから気づくという愚かさ。そう、これ、ラントヴァッサー橋じゃなかったのです…。

この橋もとても大きかったので、この時はすっかりラントヴァッサー橋だと思い込んで、長男と二人できゃっきゃと盛り上がっていたのですが、帰国して違うことにようやく気づきました。ということでここから、「ラントヴァッサー橋だと思い込んで撮った写真集」が続きます…。返す返す無念すぎ。

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じゃあこれはどこなのかというと、GoogleMapで見てみたところ、ラントヴァッサー橋の一つ西側のシュミットナー川に架かる橋のようです。橋の下に小さな歩行者用橋があります。ラントヴァッサー橋は事前にGoogleMapの登録写真で見ていて、「写真で見た橋とかベンチがここにはないなあ…」とは思っていたのですが、まさか別の場所だったとは…。

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カーブが多くて、到着から5分ほど前に嘔吐してしまって服を汚してしまった6歳長男。ここに到着してから新しい服に着替えたのですが、早く着替えさせないとと焦って先を急いでいたこともまた、今から思うと道を間違えてしまった理由の一つです…。

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レーティッシュ鉄道が通りました! そんなに頻繁ではないですが、1時間に2〜3本くらいは通るんじゃないでしょうか。いる間に何回か通過を見ることができました。

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先ほど見えた小さな橋は、発電所のような小屋の裏手から渡ることができました。

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渡るとキャンプができるような小さな場所が。さて、どうしてランドヴァッサー橋ではない橋に到着してしまったかというと、心当たりはあります。駐車場から車で山道に入った時に、車1台が通れるほどの小川に架かる木造の橋がありました。GoogleMapで見ると、それがシュミットナー川のようです。

そしてその時点で、私が勘違いして写しているシュミットナー橋?の姿が左に見えて「あれだ!」と思ってしまい、橋を渡ったところで左の上流に行く道に入ったのです。正解はそのまま真っ直ぐの道なのですが、その道は緩やかに下っていたので違うと思い込んでしまったのでしょう…。そしてその道はGoogleMapのストリートビューでも確認することができ、事前に見ていたはずなのに…。悔やまれるっ。

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でも6歳長男は橋の撮影はそこそこに、都会育ちなもので渓流がものすごく珍しいらしく、ひたすら川や石で遊びまわっていました。今でも橋梁のことより「川で遊んだのが面白かった」と言うほど大きく印象に残っているようです。車酔いで一度吐いてしまったことで、めちゃくちゃ気分が良かったのだとか。

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現地ではこうやって見上げてみるとかなりのド迫力だったのですが、確かに「思っていたよりも小さいな」という感じはしたのです。そして帰国して写真を見ても「どうも小さいなあ…」と思っていて、このブログを書くためにGoogleMapを見ていてようやく間違いに気づくことに。

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長男が川遊びに夢中で多分1時間近くはここで遊んでたと思うのですが、わずか数分ほどしか離れていない別の橋をずっとラントヴァッサー橋と思い込んでいたとは…。お恥ずかしい限り。

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そんなわけで、この時は「ラントヴァッサー橋をついに見たぞ!」と思い込んだまま、次の目的地へと向かいました。本物のラントヴァッサー橋は、またいつかきっと見に行こうと思います。宿題ができたぞっ。


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