2014年8月に天草市の下田温泉に泊まった翌日、お城好きの私が天草に行ったらぜひ登城したいと思っていた、富岡城に行ってきました。「島原の乱」の時に長崎県の島原と共に反乱の舞台となった富岡城。
富岡城から見た天草下島。このように、富岡城のある丘陵と天草下草は砂洲でつながっており、地図上で見てもかなり独特の地形をしています。いい眺め。
富岡城内には大きな4体の銅像が建っています。右は、富岡城下の儒者・渋江龍淵を訪ねたという歴史家の頼山陽。左は、長崎海軍伝習所での訓練中に富岡城下に船で来たという勝海舟。二人とも、富岡城下に実際に来ているんですね。
そしてこの右が、天草で禅宗の布教にあたった僧・鈴木正三。そして左は、兄の正三が家督を継がなかったので当主となって「島原の乱」後に天草の復興に力を尽くした鈴木重成。年貢米の減免を訴え続けて切腹し、幕府に減免を認めさせ天草の経済復興に光を差した領主です。
国道324号線を通って、天草下島、天草上島と本土に向かって進みます。道の駅・有明では、祈りダコとありあけタコ入道というタコの銅像がたくさん。
天草上島の合津あたりから見た、天草諸島。島々が美しいです。
「島原の乱」の英雄、天草四郎の銅像。えらくずんぐりしてるなあ。
天草のシンボルといえば、熊本の本土から結ばれている天草パールラインの天草五橋。橋が好きな人にとっては、次々に橋が現れる天草はまさにパラダイスです。
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