[イタリア篇] フィレンツェに行ってきた。（２）

イタリアのフィレンツェの朝。昨夜かなりの雨だったのも朝方には上がり始め、今日は傘いらずの散策ができそう。ちなみにこれは宿泊したホテルからの眺め。

雨上がりのヴェッキオ橋。Vecchioとは「古い」という意味で、その名の通りフィレンツェで最も古い橋。1300年代には今の形になっていたそうで、左右に金細工の宝飾店が軒を連ねています。

ヴェッキオ橋の中央に建っている胸像は、ベンヴェヌート・チェッリーニ。フィレンツェ出身の有名な彫刻家。もともと金細工師だったということで、金細工店の並ぶこの橋に建てられたんだそうです。

フィレンツェのシンボル的建造物、ヴェッキオ宮殿が見えてきました。

 

ヴェッキオ宮殿前のシニョリーア広場。ネプチューンの噴水やダビデ像のレプリカなど、この広場には芸術大好きな人にはいろいろと見所があります。

 

シニョリーア広場の中心に建つ騎馬像は、メディチ家の絶頂期を築いたと言えるトスカーナ大公国の初代大公コジモ１世。ウフィツィ美術館をはじめ現在のフィレンツェの都市構造を作り上げた人物です。

頭に鳩が乗って、ちょんまげみたいになってますけど。

シニョリーア広場の眺めで個人的に好きなのは、東側のグッチ美術館から見るこのアングル。その名の通りGUCCIの企業博物館ですが、カフェはオシャレだし日本人スタッフもいるしで、日本人には居心地がいい施設。日本人スタッフの方は子供と遊んでくれました。

そう言えば、イタリアの観光地ではほとんどと言っていいほど、赤ちゃんのおむつを替えるためのベビーベッドを見なかったのですが、グッチ美術館のトイレにはありました。グッチのシートに包まれたベビーベッドが。