[大分篇] 長湯温泉に行ってきた。



大分県竹田市にある、長湯温泉に宿泊してました。

日本一の温泉県として有名な大分県に行く人は、だいたい別府や湯布院に行きますが、
別府や湯布院はもう行き過ぎて観光客多すぎてベタすぎてつまんね、という私のような九州人には、
世界最高と言われる炭酸濃度の長湯温泉なんかが性に合うんですよね…。
芹川の沿岸にひっそりとたたずむ山奥の集落です。


朝方の長湯温泉の温泉街。

土日だというのに、のどかすぎる。


長湯温泉のシンボルとも言える露天の共同浴場「ガニ湯」。

芹川の川原に露骨に組まれた露天風呂で、混浴と言えば混浴だけど、脱衣所も何もなくて完全に丸見え状態。
それでもやっぱり名湯だからと、堂々と入浴する人はけっこう多いんだそうです。
田舎ならではの風景ですね。
ちなみにこのガニ湯の正面に小さなパン屋さんがあるのですが、どのパンも美味い。


もう一つの人気浴場「天満湯」の横にある、天満神社。
正確には湯乃原天満社で、岡藩の重臣が湯治により快癒したために立てられた神社とか。

湯治に来た人にはご利益あるかもですね。


ラムネ温泉の前にある、安全祈願の石塔。

岡藩藩主が参勤交代に出る際に道中の安全祈願のために建立されたものなんだとか。
ちなみにこの石塔は石工の郷兵衛とその弟子の友二郎による合作だそうで、
友二郎は岡城天守閣の修復工事を成し遂げた、歴史に残る名工なのだとか。
そう言えばラムネ温泉は偶然数日前に放送されていて観てた旅番組で、雛形あき子が入ってた。

ちなみに長湯温泉は小さい集落なので深夜にはほとんど食事をするところがなく、
かといって竹田市街にも郊外にジョイフルが1件ある程度で大して見つかりません。
この前夜は、長湯温泉の中にある一軒のお店で、すっぽん料理を食べることに。
すっぽん鍋にすっぽんの肝、さらにはこの出汁で作ったすっぽん雑炊。
美味しかったです!

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