[ドイツ編] フュッセンに行ってきた。



ノイシュヴァンシュタイン城への観光拠点であり、ヴュルツブルクから続くロマンティック街道の南端の街・フュッセンも人気の土地。背後にはアルプスがそびえ、レッヒ川が近くを流れる美しい街です。メインストリートはこのライヒェン通りで、いろんな飲食店や雑貨店が並んでいます。


ライヒェン通りの南端の丘には、司教の居館として16世紀に建てられたというホーエス城が。またその裏手には8世紀から建っていて現在は市立博物館となっている聖マンク修道院があります。


シュネーバルのお店があったのでいくつか買って食べ歩く。シュネーバルとはローデンブルクに伝わる伝統菓子で、ボールのような形に焼き上がったクッキーのようなお菓子です。1つ€2前後だったかと。特に一番奥のチョコがかかったものが美味しかったです。


ドイツは北海道よりも緯度が高いため、冬は日がとても短いです。この日もフュッセンにいる間に日が落ちて、空が白んで来たころに街灯りがとても幻想的な感じに。いわゆるマジックアワーってやつですか。何か街が輝いて写っている感じがする。


ライヒェン通りも灯りもこんなにステキな感じに。ドイツの冬は街並みもとても美しくなりますね。通りの先に見える三角の屋根の塔のような建物が聖マンク修道院で、その右に少しだけ見えている明るい建物がホーエス城ですね。


ドイツはスープの文化。レバークネーデルズッペなどドイツならではのスープもたくさんあります。寒さが増してきたフュッセンで、その辺のお店に入ってカルトッヘルズッペなどいくつかのスープを飲みました。ちなみに「ズッペ」とはドイツ語でスープのこと。手塚治虫の『アドルフに告ぐ』で知りました。

夕暮れのフュッセン駅。ミュンヘンに行くならKaufbeuren駅やBuchloe駅乗り換えの路線を使って行くことになりますが、何本かに一本だけ2時間程度でミュンヘンに直接到着する列車があります。駅舎の中に時刻表があり、何時にどこに到着するかが細かく書いているのでチェックしましょう。
フュッセンの旧市街地は短時間で徒歩で回れますから、ノイシュヴァンシュタイン城の観光とセットで歩いてみるといいでしょう。小ぢんまりしていて素敵な街だと思います。

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