[福岡篇] 柳川城に行ってきた。

2015年1月、福岡県の実家に帰省した際に、柳川市にある柳川城に行ってきました。柳川城は中世の頃から筑後国の豪族・蒲池氏の居城となっていた城で、九州北部の戦国史を語る上ではとても重要な城です。

柳川城の蒲池鑑盛は、肥前国の老将・龍造寺家兼が逃げてきた時、またその曽孫である龍造寺隆信も逃げてきた時、どちらも庇護して肥前奪回に協力しました。しかしその後、龍造寺隆信とその腹心・鍋島直茂によって柳川城は陥落してしまいます。その後、徳川政権下で旧大友氏家臣の名将・立花宗茂が柳河藩初代藩主としてやってくるのです。

柳川城の城跡は現在は柳川高校と柳川中学校がありますが、このように天守台跡はキャンパス内にあり、見学することが可能です。

天守台跡に建つ、柳川城址の説明板。

せっかく立花宗茂が初代藩主となった柳川に来たのだから、宗茂の父である高橋紹運が激戦を繰り広げた太宰府市の岩屋城にも寄ろうと思ったんですけど、飛行機の時間の余裕がなかったので、福岡空港に行く前に太宰府天満宮だけ初詣も兼ねて寄りました。太宰府天満宮は韓国からの観光客がすごく多い観光スポットになったんですね。