演劇集団キャラメルボックスの『クロノス』を観に行った。


20150321_002

演劇集団キャラメルボックスの30周年記念公演『クロノス』を観に、池袋のサンシャイン劇場に行きました。同劇団の代表作の一つでもある作品ですが、いやーとっても感動しました。手塚治虫の『火の鳥』で感じたような時間の流れの無情さと、その中で飛び交う人を想う気持ちの強さに心を打たれました。

梶尾真治氏のベストセラー『クロノス・ジョウンターの伝説』の短編の中の一つが原作ですが、これを機に原作本も読んでみることにしました。私の生まれ故郷・門司港が舞台になっている『この胸いっぱいの愛を』という映画があったんですけど、その原作もこのシリーズの短編の一つだったんですね。恥ずかしながら、知らなかった!

20150321_002

終演後に、劇中の1シーンを再現するという恒例の撮影OKタイムがあって、2本立てのもう一方の作品『パスファインダー』の予告編も実際のキャストにより行われました。

数日前に『パスファインダー』を観に行った時に『クロノス』の予告編がめちゃくちゃウケてたのでなぜだろうと思っていたら、今回一度見た作品の予告編を見たことで、予告編はかなりデフォルメされていることを知りました。だから一度見た方には面白かったんですね。でも、演出家の成井豊さんの話だと、最初は普通に演じていたのにMCのテンションの高さにつられて次第にオーバーになっていったんだとか。

それにしてもキャラメルボックスの劇は、いつも見終わると仕事のヤル気が大いに湧いてくるんですよねー。いつも元気をもらっています。


コメント