[フィンランド篇] ポルヴォーに行ってきた。(2)



フィンランドの南海岸の小さな街、ポルヴォーに来ています。

首都ヘルシンキから50kmほどにあり、日本人観光客もほとんどいないのどかな街。
ちなみにフィンランドではトゥルクに次いで2番目に古い歴史ある小都市です。
この坂を上っていくと旧市街のシンボル、ポルヴォー大聖堂に着きます。

ポルヴォー大聖堂の中。ここだけは観光客が結構集まっていました。
が、観光客がいなくなるとこんな厳かな雰囲気に。
でも子どもの塗り絵コーナーも設置されていて、うちの子はずっとお絵描きしてました。
後で知ったんですが、有名なF1レーサーであるミカ・ハッキネンが
ここで結婚式を上げたそうで、F1ファンには結構有名な教会なんだそうです。


偶然見つけたのですが、ポルヴォー大聖堂の脇の通りの角に、

Pieni Suklaatehdasというものすごく小さなチョコレート屋さんがありました。

ここで試食したチョコがとにかくベラボーに美味しくて、
フィンランド土産としてここのチョコレートをたんまり買って帰りました。
うちの子どもも美味しい美味しいと試食が止まらず、全部食べ尽くす勢いだったのですが、
たくさん買ったからか、優しい店員のお姉さんが笑顔で勧めてくれました。
後で調べてみると、北欧のチョコ通にはめちゃくちゃ有名な名店らしいです。


ちょっと裏路地に入るだけでも、とにかく街がかわいらしい旧市街。

雨だというのに、うちの子もはしゃぎまくりです。
ちなみに前日のタリン滞在中に城壁から落として一眼レフの調子が悪くなり、
雨天ではほとんどピンボケ状態に写ってしまうようになってしまったので、
この辺りの写真はだいたいiPhoneによるものです。だからちょっと暗め。

旧市街の中は住宅地を歩いていても美しくて楽しく、良い風景が多いのですが、
道が十字路ではなく複雑に入り組んでいて方向が途端に分からなくなるので、
地図を手にしたほうが無難。
でも、迷ってみるのも楽しいですよ。(←つまりこの時は道に迷っている)

ポルヴォー旧市街には、雑貨屋さんやカフェなどがいろいろと並んでいます。
美味しそうなカフェがあったので、まったりとお茶。
ここもチョコレートが美味しかった。


何となく入ってみた雑貨屋さんの食器が、とにかくかわいくて、

このお店でお皿やバターケースなどをいくつも買ってしまいました。
フィンランドというとイッタラやアラビアなど有名な高級食器もたくさんありますが、
こういう庶民的な北欧デザインの食器も、本当にかわいらしくていい色をしています。
お店のお母さんも、快く写真の撮影を許可してくれました。


ということで、旧市街を半日かけて回ってみました。

主要なところだけ回れば2時間もあれば全部回れるぐらいの小さな旧市街ですが、
街の雰囲気を楽しみながらじっくりと歩いてみるのも、とっても楽しいと思います。
雨が降っててもこれだけ楽しかったので、暖かい晴天の日だともっと癒されると思います。
ヘルシンキはもう国際都市なので、ヘルシンキ観光の際はこういう街もセットにしたいものです。
ということで、バスターミナルに戻ってヘルシンキへと戻ることに。
「ヘルシンキ行き」というバスは15分おきぐらいにあるのですが、
直通の高速バスと、何時間もいくつかの地方都市を回るローカルバスがあるので、
便を確かめて乗りましょう。運転手さんに聞けばすぐに分かります。
ポルヴォーでは雨だったこの日、ヘルシンキに戻る頃にはまた晴れてました…。
またいつか晴れている時に行ける機会があるといいなー。

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