岡崎城に行ってきた。(3)



岡崎城内には、本田平八郎忠勝の像もあります。

「家康に過ぎたる物が二つあり、唐のかしらに本田平八」と謳われたほどの名将・本多忠勝。
天下人となる徳川家康の危機を幾度も救いながら、生涯で一度も刀傷を負わずなかったという逸話から、
ゲームなどでは『三国志』の呂布のように作中最強の猛将として描かれることが多い人物で、
徳川家家臣の中でも最も人気の高いと言える武将です。


城内にある歴史資料館の「家康館」は、とても興味深い品々がたくさん。

徳川家康や本多忠勝、井伊直政などの甲冑も並んでいますね。
また本多忠勝が愛用した名槍・蜻蛉切(とんぼきり)のレプリカを持つ体験コーナーなども。
この日もたくさんの小学生が見学に来ていて、とても楽しんでいました。

そして関ヶ原の合戦を再現するジオラマコーナーは、その演出がとにかくスゴイ。
岐阜県の大垣城にも関ヶ原の説明ジオラマがありますが、こちらのほうがクオリティが高い気が。
関ヶ原に参陣した武将たちがどのように動いてどのような結末を迎えたか。
その位置に留まらずにきちんと軍が移動する仕掛けが、何ともニクいです。見入ってしまいます。


徳川家康像。

東の方角を向いているのは、やっぱり江戸や駿府の方角ということなのかな。
またこの近く小さな池の中に騎馬武者の像が建っているのですが、誰の像なのだろうと思って
後で調べたら松平元康像、つまり若き日の徳川家康の姿らしいです。


岡崎城の天守を東側から見た姿。

木々の間から頭を出す岡崎城もまたカッコイイ。


そこには、竹千代像と家康公像が。

同一人物の幼少期と大人の時代の姿が一ヵ所に並んでいる、というのは
全国的にもかなり珍しいのではないでしょうか。
親子で記念撮影をするのもいいかもしれません。


城内の茶屋で一服。

最近は抹茶と和菓子を500円前後でふるまうお城が多いですが、ついつい利用してしまいます。
というわけで、岡崎城のある岡崎公園を散策したのですが、
神君出世の城に相応しく、いろいろと見物スポットが多くて見応えがありました。
今度は、天下人家康公にあやかって子どもも連れていきたいと思います。

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