ルクセンブルク大公宮。
ベルギーやオランダは国王がいるので、国王の住まいは「王宮」ですが、
ルクセンブルクは大公が治める大公国なので、大公がお住まいの場所は「大公宮」。
でも国の規模を反映しているというか、このように普通に路地に面した館なんですね…。
ちなみに「公国」はモナコ公国、リヒテンシュタイン公国、アンドラ公国の3つがありますが、
「大公国」は現在、世界にルクセンブルク大公国にしかありません。
ギヨーム広場では、季節外れのクリスマスマーケットのようなものが催されていて、
子供たちも遠足か何かでたくさん来ていました。
ギヨーム広場に建つ騎馬像は、ルクセンブルク大公も兼ねていた
第2代オランダ国王のウィレム2世。
オランダ語読みの「ウィレム」をフランス語読みしたのが「ギヨーム」で、
この広場の由来にもなった人物・ギヨーム2世とは彼、ウィレム2世を指します。
ルクセンブルク旧市街の最大の見どころは、大公宮の東側にある
ボックと呼ばれる絶壁の要塞部なのですが、
残念ながら電車の時刻に間に合わなくなるので、ボック方面は断念しました…。
というわけで、今度はアドルフ橋とは別の橋から中央駅へと帰ることにします。
黄緑色のミニトレイン。憲法広場から、下の渓谷までゆるりと走るみたいです。
旧市街を下から見上げたい人には絶好の乗り物のようですよ。
ガレ地区の駅前通り。ここも有名店が建ち並んでいます。
また、ルクセンブルクは全体的に物価が高いのですが、
それに応じてファストファッションや1ユーロショップのような安くてかわいい店も
たくさんあるので、なかなか楽しめます。
というわけで、ルクセンブルク中央駅からこの電車に乗って、ブリュッセルへと帰ります。
なお、ヨーロッパの駅はだいたいそうですが、
駅でトイレに入ろうとすると20セントとか30セントとかの小銭が必要ですので、
現金を持たない主義の人もコインはいくらか持っておいたほうがいいです。
行きと同じく、国境付近のアーロン駅で向かいの電車に乗り換えます。
約3時間ほどで、ブリュッセルに到着。
オーバーワイスのショコラケーキなどを食べながらワイワイやっていたら、
行きよりもあっという間に着いた気がしました。
行きは起点のブリュッセル南駅から乗ったのですが、
帰りは中心部に近いブリュッセル中央駅(Brussel-zuid)で降りることにしましたよ。
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