北京の天壇公園に行ってきた。



北京観光の定番ですが、天壇公園にも行ってきました。紫禁城に住む明清代の皇帝たちが五穀豊穣を祈ったという場所です。地下鉄5号線で天壇東門駅を降りるとすぐ、東門のチケット売り場があります。そこから七十二長廊と呼ばれる長い廊下を歩いてくると、天壇公園第一のシンボル、祈年殿が目の前に現れます。デカいねー。


祈年殿まで南から北へずっと続く長い長い道が、丹陛橋。確かに左右の公園よりも高い位置にあるため橋になっています。ちなみに南から次第に登り坂になっているようなので、天壇公園は南門から入るのがツウの歩き方かもしれません。


祈年殿から丹陛橋を歩いて到着するのが、皇穹宇と呼ばれる建物。祈年殿の小ぶり版のように見えますが、この建物も独特の造りをしています。周囲を回音壁と呼ばれる壁が囲んでおり、音が反響するそうで、たくさんの人が壁に向かって大声を上げていました。


その南にある、圜丘壇(かんきゅうだん)。歴代の皇帝が冬至の日に五穀豊穣を天に祈った円型の祭壇で、中央部の天心石は観光客にも大人気。写真を撮ってもらうために多くの人が列を作っていました。よく見ると、この天心石から延びる敷石、また周囲の欄干など至るところが9の倍数によってできており、陰陽学を当てはめている様子が分かります。


天壇公園を出て、パン屋さんへ。やっぱりケーキは独特ですよね…。日本と全然違う。なんかこうゴチャゴチャしているというか。なんなんだあのピカチュウみたいなやつ。


ホテルのラウンジで、中国茶など飲みながらまったりと。


コメント