なんとなく名前の響きだけでチューリッヒからわざわざやって来たレンツブルク城(Schloss Lentzburg)。でも中はなかなか豪壮でいい感じのお城です。これは来てよかった。時計の文字盤もかっこいい。
丘の上の城ながら、美しい庭園も備えています。色とりどりの花と手入れされた植え込みで作られた庭園の向こうには城壁があって…
レンツブルクの街を一望できます。すごくいい眺めー。いつのまにか霧も晴れていました。
レンツブルクの眺望も堪能したところで、今度は建物の中へと入ることにします。
城内の展示はなかなか凝っていて、たくさんの木箱が設置されていると思ったら、どれもスイスの歴史をいろんな仕掛けで知ってもらうというものでした。押したり引いたり上げたり下げたり、6歳長男もいろいろと夢中。
そして中世の当時の生活の様子も展示されており、このようにキッチンも道具や食器類が備え付けられていて、他にもバスルームやトイレまで再現されていました。
リビングにはいろんな陶器や家具が飾られ、寝室や書斎などもありました。そして、階段を登りきって最上階に行ってみると…。
なんと、レンツブルクの最上階はキッズルームになっていて、いろんな遊び道具が置かれていました。この日は他の観光客もほとんどいなくて、貸切状態に長男も大歓喜。
お城の模型を使って騎士やドラゴンの人形で遊べたり…
色鉛筆やらハサミも使い放題、工作用のダンボールや画用紙なんかも大量に用意されていて、好きなだけ工作することができます。
騎士やお姫様のコスチュームも借り放題。長男も兜やマントを身につけてはご満悦の様子。
長男は作品が完成したようなので、城内の自由掲示板に貼ってきました。
お城が好きで国内外の城に数多く行きましたが、ここまで子どもにとってワンダーランドになっているお城は今まで見たことがないです。日本の天守閣もだいたいは歴史博物館になっていますが、3階だけはプレイルームになっていたりするお城があってもいいんじゃないか、と遊びまくる長男を見て深く思いました。
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