[ポルトガル篇] コインブラに行ってきた。(2)


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ポルトガル屈指の名門コインブラ大学(Universidade de Coimbra)の旧校舎に、屋外に出られるテラスがありました。モンデーゴ川沿いに広がる赤い屋根の街コインブラ。絶景だー。川に架かる橋はサンタクララ橋(Ponte de Santa Clara)。こんな美しい風景が見下ろせる学校で勉強できるなんて、いいなあ。

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こちらはコインブラ大学から見て北側の景色。丘陵を建物が覆い尽くしていることが分かります。中央のやや右側にはカテドラルが見えます。

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学位授与式や学長就任式などの公式行事が行われてきた帽子の間(Sala dos Capelos)。そもそもコインブラ大学の旧校舎はかつてポルトガルが首都だった時の王宮であるアルカソヴァ宮殿で、この帽子の間もコインブラ大学の移転前は宮廷の謁見広間として使われていた空間だったとか。

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旧校舎から少し歩いたところにある新カテドラル(Se Nova)。1598年の着工から約100年を費やして完成したというイエズス会の教会。ちなみに旧校舎からすぐ北側には旧カテドラル(Se Velha)というのもあって、そちらは12世紀に作られたものだとか。

ちなみに僕は、この建物が旧カテドラルだと出国頃までずっと思い込んでいたので、残念ながら本当の旧カテドラルには行っていません。

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新カテドラル内部の礼拝堂。金で作られた美しい細工が祭壇を飾り立てています。

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で、僕が新カテドラルだと思い込んでいた謎の建物。確かにカテドラル感がゼロだなあと思ってたんだよね……。上の字を見る限り、化学研究センターみたいなところのようですね。

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コインブラ大学をいろいろと巡った後、車で丘を下りていたら、水道橋のあるロータリーに差し掛かったので、ちょっと降りて撮影をしてみる。

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実は水道橋もすごく好き。これはサンセバスチャン水道橋(Aqueduto de Sao Sebastiao)と呼ばれるものらしく、16世紀にコインブラ城とサンターナ修道院を結ぶために建造されたものだそうです。今はコインブラの交通の要衝にあるため、このように間を車道が貫いています。

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ということで、コインブラの街はコインブラ大学周辺しか歩いていませんが、さっそく次の街へと向かうことにします。


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