山梨県甲府市の甲府城跡に行った後は、そこから車で5分ほど北上した場所にある武田神社に行ってきました。
武田神社はその名の通り、この甲斐国を本拠地に勢力を広げていった戦国大名・武田信玄を祀っている神社です。孫子の風林火山の一文を書いたおなじみの武田軍の旗もはためいています。
この武田神社、武田信玄ら甲斐武田氏の居館であった躑躅ヶ崎館の跡地であり、日本百名城の一つにも数えられています。武田神社と甲府城跡は1kmほどしか離れていないので、日本百名城のうちの2城がここまで近い距離にあるのはけっこう珍しいです。
武田神社参道。この日から1歳次男がやたら歩けるようになりました。
武田神社の手水舍。そう、この手水石自体が武田家の家紋である四つ菱のマークになっています。他にも灯籠や奉納盃など境内のあらゆるものにこの家紋が刻まれているので、『戦国無双』シリーズ大好きっ子な4歳長男はあちこち見つけては「ここにも、たけだしんげんのマークがあるよ!」と道行く人に教えまくってました。
武田神社本殿。武田信玄が歌ったという「人は城 人は石垣 人は堀」の句は有名ですが、その句の通り、武田氏の統治時代にはここに城は建てられず、居館の形だったそうです。
武田神社には西側に大駐車場があるのですが、東側にも20台ほど停められる駐車場があります。この通り紅葉もきれいです。
武田神社から東へ車で5分ほど行った場所に、武田信玄の墓があります。前に甲府市役所北部幼児教育センターがあるのですが、ここの駐車場に停めさせてもらっていいようです。
「法性院大僧正機山信玄之墓」の文字が刻まれた墓石。武田信玄は上洛中に病死してその死が伏せられたため、この墓石はどこかにひっそりと建てられ、後世になって発掘されたのだそうです。
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