ストレートな感動、キャラメルボックス『彼の背中の小さな翼』


昨日、演劇集団キャラメルボックスの『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を観に行ったばかりなのに、
今日もキャラメルボックスの『彼の背中の小さな翼』を観に行ったのです。
『ナミヤ~』が上演されていない時間帯を縫って上演されている今作は、
演者が5人だけで80分というコンパクトさに、穴埋め企画的な感じをイメージしていたのですが、
いつものキャラメルボックスのごとく素晴らしい内容で、感動で泣いてしまいました。
『ナミヤ~』は原作未読の人には少し難解な感じがしたのですが、
この『彼の背中の小さな翼』は、かなりシンプルでストレートに感動に向かう感じです。
いやあ、これはぜひいろんな方に観てもらいたい。
今回慌てて観に来たのは、開演時間が昼の12時からだったから。
実を言うと、子どもが産まれてからは夜に観劇をしに行くことが難しくなり、
昼の14時開演の回に行くのですが、それでも保育園に迎えに行くのがギリギリだったのです。
ロビーにいらっしゃった製作総指揮の加藤昌史さんに伺うと、
やっぱりそういう育児中の方の声を組んで、12時開演を初めてやってみたのだそうです。
集客的には大変かもしれませんが、個人的にはものすごーくありがたい取り組みでした。

コメント