大勢の人生が複雑に絡み合う、キャラメルボックス『ナミヤ雑貨店の奇蹟』


演劇集団キャラメルボックスの『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を観に、池袋サンシャイン劇場に行きました。
東野圭吾原作の人気作『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の舞台版です。
原作を読んでいなかったので、最初は登場人物の多さにかなり難解な気がしていたのですが、
次第にその大勢の人間たちの人生の糸が、次第に絡み合っていく様子が分かります。
そのつながりを感じるたびに感動ポイントがやってくるので、
何度もクライマックスが来たような、そんなドキドキ感がありました。面白かった!
観劇の後に原作本を買ったのですが、原作はもっと多くのストーリーがあるんですね…。
キャラメルボックスの劇はいつも人気で、当日券派の僕は
いつも最高でも11列目ぐらいでしか観たことがなかったのですが、
今作では最前列がSSシート、2列目以降はSシートといった区画制になっていて、
迷わず最前列を購入して、観劇歴数年で初めて最前列で劇を観ることができました。
最前列って役者の皆さんの表情もよく分かり、迫力が全然違いました。
今作で実験的に取り入れた仕組みだそうですが、またやってほしいなあ…。


『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(東野圭吾氏著/角川書店)


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