なぜか感情移入できない朝ドラ、『純と愛』


NHK朝の連続テレビ小説は、実は『ノンちゃんの夢』とか『純ちゃんの応援歌』とかから見ていたりするのですが、
現在放送中の『純と愛』ももちろん、第1話から観ています。
でも、どうも今作は主人公に全く感情移入できないというか、ものすごく距離感を感じます…。
宮古島生まれの主人公・純(夏菜)が、おじいの残したホテルのような「魔法の国」を作りたくて
大阪のシティホテルに務め始めるが、ドタバタが起こって……という話なんですが、
ただ単に自己中心的に怒ったり落ち込んだり、結局ご都合主義で解決したり。
ちょっとうまくいかないと「どいつもこいつも」とか愚痴り、間に合わせの嘘を平気でついたり。
舞台がプロ精神を必要とするホテルなだけに、そりゃあないんじゃないの、という気になります。
「魔法の国」というのも、自分にとっての魔法の国であって、お客様に全く関係ない話なんだよなあ……。
でも、視聴率はなかなかいいところをキープしているようなので、
何がウケているのかは、もうちょっと見ていきたいと思います。
確かに、何だかんだ言いながらも、続きをずっと観ていたりするのです。


『連続テレビ小説 純と愛 Part1 (NHKドラマ・ガイド)』


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