『R25』のインタビュー記事は何気に好きなのですが、今月はSeason2も始まったテレビ東京のドラマ『孤独のグルメ』で主演を務める、俳優の松重豊さんのインタビュー記事でした。
完全に原作の井之頭五郎のイメージを超えて松重版井之頭五郎としてイメージを確立した名優・松重豊さんですが、この取材で売れない時代の苦労が語られています。俳優を辞めて会社員になり、勝村政信さんに声をかけられて復帰し、大河ドラマ『毛利元就』への出演を機に映像の仕事が増えていったとのこと。
実は私も個人的に、松重豊さんのイメージと言えば『毛利元就』の吉川元春なのです。毛利元就が三本の矢の話をする三兄弟の毛利隆元・吉川元春・小早川隆景を上川隆也・松重豊・恵俊彰が演じていましたが、私が『厳島戦記』という話を書いていた時も、毛利隆元は上川隆也、吉川元春は松重豊のイメージが浮かんでましたもん。
ちなみに『毛利元就』には勝村政信さんも出ていて、父の敵であるはずの毛利元就の身代わりとなって討死する渡辺通という武将役でした。七騎坂のシーンでの渡辺通は、それはもうとにかくカッコよかった。もう一度『毛利元就』を観たくなってきたぞ。
それにしても、『孤独のグルメ』の井之頭五郎といい、『踊る大捜査線』の爆弾処理班長といい、松重豊さんのインパクトは半端ないです。ぜひ、松重豊さん主演で「竹原慎二のボコボコ相談室」をドラマ化してくれないだろうか。
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