『勝者と敗者の分かれ道』


今週「ビジネス発想源」で取り上げたのは、『商社と敗者の分かれ道』という本です。全国に「万葉の湯」という温浴施設を展開する万葉倶楽部の高橋社長が書かれた本。高橋社長は家業の酒屋から写真業に転業して日本ジャンボーを業界独立系最大手に育てて上場させ、さらに温泉業へとチャレンジし、異業種で次々と成功を収められている方で、その体験から誤った経営判断を指摘する一冊です。

温浴施設というのは行政や大手電力会社の縛りがいろいろとうるさいらしく、その不条理と不合理に真っ向から挑んでいくその交渉のやり方の数々がとても面白いです。いろいろな経営のヒントが見つかります。


『勝者と敗者の分かれ道』(高橋弘氏著/経済界)


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