[スイス篇] ルツェルン(1)カペル橋


スイス・ルツェルン州の州都ルツェルン(Luzern)に来ました。毎年夏にルツェルン音楽祭が開催され、2021年の第30回ユニバーシアード冬季大会の開催地となることが決定した街。首都ベルンからは電車で1時間半程度ですが、今回はあえてトゥーン湖経由の遠回りで来ました。

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ルツェルンの市街地にはあちこち地下駐車場があるのですが、僕がたまたま見つけて停めたのは市庁舎の近くにあるヒルシュマット通り(Hirschmattstrasse)から入ることができる地下駐車場。ここからなら観光定番のロイス川まで、あるいて3分程度!

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ルツェルン観光の定番中の定番、ロイス川に架けられた木造の屋根付き人道橋・カペル橋(Kapellbrucke)にやってきました。先ほどの駐車場からなら目の前に出てきます。

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中はこんな感じ。全長は204メートルで、湖から敵が侵入してくるのを監視するために作られたんだそうです。それにしても、どうしてロイス川を斜めに渡るように設計されたんだろ。北岸の聖ペーター教会と南岸のイエズス教会を結ぶためなのかな。

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カペル橋から見た、横にかかるラートハウス橋(Rathaus Steg)。左側に見えているのがイエズス教会です。

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カペル橋を渡りきりました。同行する6歳長男がトイレに行きたくなり、カペル橋にはトイレがなくて困ったのですが、北岸にホテルがあって借りることができました。

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ホテルやレストランなども建ち並んでいます。

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八角形の塔がなんとも言えないインパクト。ヴァッサートゥルム(Wasserturm)、「水の塔」と呼ばれてるんだそうです。監視塔の役目の一方、地下には牢屋があったとか。現在は土産物店が入っています。

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カペル橋の北側の出口にある聖ペーター教会(St.Peter Kirche)。ちなみにカペル橋の名前の由来は、この聖ペーター教会のチャペル(=カペル)から来てるんだそうですよ。

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ロイス川の両岸には船を着けるために水面まで石段になっている場所が数カ所あり、北岸ならば石段を降りてカメラを写せばカペル橋もこんな感じに撮れます。

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メインストリートとなっているゼー橋(Seebrucke)から東側を見た様子。2つの尖塔が見えるのはホーフ教会(Hof kirche)。電線に掛かっている青と白の側はルツェルン州(LU)の州旗で、ただしくは上が白で下が青。

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ゼー橋から見たカペル橋。屋根付き橋って雰囲気があっていいですねー。


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