[北九州篇] 門司港に行ってきた。(2)



生まれ故郷の北九州市門司港。現在はレトロの景観を活かして観光地化しています。

右の煉瓦造りの建物が、旧門司税関。左に見える大きな建物が門司港ホテル。
船溜まりを囲むように様々な建物が並んでいて、
その船溜まりの入口となる部分に「ブルーウイングもじ」という歩行者専用の橋が架かってます。


歩行者専用はね橋「ブルーウィングもじ」は、船溜まりの入口にありますから、

船溜まりに入る船がぶつかってしまうので、このように定期的に開きます。
昼間はだいたい1時間ごとに、30分間開き30分間閉じる、という感じで開閉しています。
開いている時は当然、歩行者は通ることはできません。

メルヘンチックなこの建物は、平成7年(1995)に建てられた国際友好記念図書館。
北九州市と中国大連市の友好都市締結15周年を記念して建てられたレトロ風建築物です。
そしてその後ろにある黒い建物が、平成11年(1999)に黒川紀章氏によって設計され、
全てのレトロ的景観を全てぶち壊して建築された門司港レトロハイマート。
一時期、中古マンションでも買ってみようかと部屋を確認したことがあるのですが、
外観からは予想できないほど中身がチャチくて驚きました…。


門司港レトロ地区の根幹を成す、船溜まり。

ガイドブックや情報サイトなどにもまず書かれないほど忘れられているのですが、
個人的に昔から好きなのが、船溜まりの向こうに見える三角形の小山。
その形のごとく、名を三角山(みすみやま)と言います。
その山頂に建てられた三角山城は、門司城の支城としての重要な拠点であり、
安芸の毛利元就と豊後の大友宗麟が激突した門司城の戦いでも激戦地となりました。


すっかり門司港名物として定着した、焼きカレー。

この日は平日でしたが、ランチタイムは行列ができていました。


JR門司港駅のホームにある「0哩碑」(ゼロマイル碑)。

門司港駅は鹿児島本線の始点であり、ここから鉄道が始まりますよという意味の石碑です。
私の実家の最寄駅はこの門司港駅だったので、私にとって「駅」とは、
右からも左からも列車が来る普通の駅とは違い、常に始点・終点のイメージがあります。


ということで、北九州空港から東京へ!

今回も素晴らしい旅でした。楽しかったっ。

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