[熊本篇] 水前寺成趣園に行ってきた。



熊本県熊本市にある水前寺成趣園、通称・水前寺公園に行ってきましたよ。

入口ではくまモンがお出迎え。
熊本県出身の演歌歌手の水前寺清子が、この水前寺公園からその名を取ったのは有名な話。
それほど熊本の観光スポットとしては水前寺公園は定番中の定番です。
ちなみに、水前寺清子の清子は熊本城主の加藤清正から。


水前寺成趣園内。熊本藩藩主の細川家が作った庭園であるこの成趣園は、

東海道五十三次を模して造られていると言われています。
富士山を模した小山がとても印象的です。
四季それぞれ美しいのですが、青い芝のこの季節は特に美しいです。


熊本市街地にあるため、周囲は住宅地でマンションなどが建ち並ぶようになり、

水前寺公園からもマンションが見えるようになってきました。
とはいっても、個人的にはこの過去と現代と融合のような景色は好きだったりします。


細川藤孝や細川忠興など、肥後藩主細川家の歴代の当主を祀る出水神社。

西南戦争の際に灰燼と化した熊本の街に、有志たちが力を合わせて建てたのがこの出水神社で、
太平洋戦争で焼失した後もまた熊本市民によって再建され、まさに熊本の誇りとも言えます。


肥後熊本藩の細川氏の礎を築いた細川三代のうち、二人の像が水前寺公園内にあります。

右の像は足利将軍家、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に重用された細川幽斎こと細川藤孝。
その息子の細川忠興は妻にガラシャを迎え、豊前小倉藩の初代藩主となりましたが、
左の像はその忠興の息子・細川忠利の像。
父の後を継いで小倉藩藩主となり、その後熊本藩に移封となり熊本藩初代藩主となりました。


園内は迷路のようにいろいろな支線の小路があり、定番コースを一周するだけよりも

いろいろな小路を歩いてみるほうがいろんな景色の発見があって楽しいです。
若い女性もカメラを持っていろいろなアングルから写真を撮って歩き回ってました。


富士側から入口側に向かって湧水池を望む。このアングルも成趣園の中でかなり好きです。

ちなみに成趣園の湧水池は平成の名水百選にも選ばれています。

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