[ドイツ編] ミュンヘンを歩いてみた。(2)



12月のドイツはヴァイナハツ・マルクト、いわゆるクリスマスマーケットの真っ只中。あちこちの広場でクリスマスツリーが飾られ、かわいい屋台が軒を並べます。レジデンツの中の広場でもこのとおり、風車がついたお店を中心にいろんな店が出てきます。日本のお祭りに出てくる出店と違って、中欧の屋台はかわいいですよね。


こちらはゼントリンガー通りの西端にあるゼントリンガー門(Sendlinger Tor)の周辺のクリスマスマーケット。フライドポテトを買って食べ歩きました。ゼントリンガー門は地下にゼントリンガー・トーア駅があって多くの地下鉄が停まるので、交通の便もいいです。


次第に陽が落ちてきました。こちらはカールス広場からマリエン広場へと抜けるノイハウザー通りの入口にあるカールス門。もともと有名ショップが立ち並ぶ繁華街なのですが、夜になってますます通行客が増えてきました。


ノイハウザー通り、その先のカウフィンガー通りもクリスマスマーケット一色。様々な屋台が立ち並びます。屋台の品揃えもすごくかわいくてステキなのでたくさん写真に収めました。クリスマスマーケットでのディスプレイは、また一斉にお見せする機会を別に作りたいと思います。


多くの人が屋台で買っていたので買ってみた、平たい揚げ物。名前は忘れた。ポテトを伸ばしたような感じのものなんですが、とっても美味しかったですよ。ちょっと油っぽいのであまりたくさん食べられないけど。ちなみに屋台で売っているこういう油モノにはよく、一番下にウェハースのようなものを敷いて渡されます。もちろんこれも食べられます。夜になってもみんなグリューワイン、いわゆるホットワインを飲みながら楽しく談笑しています。

ドイツのショップは、閉店後のウィンドウディスプレイが本当に工夫満点でキレイで楽しい。ステキなウィンドウにはたくさんの人が集まって写真を撮ったり指を差したりしています。これらのウィンドウのディスプレイもたくさん撮ったので、いずれどこかでまとめて発表できれば。


中心街のレストランで、ビールとハンバーグなど。それにしてもドイツ料理は、確かに魚料理はあまり多くないのですが、肉料理は美味しいモノが多かったです。そして何より、付け合せでついてくるパンがいちいち美味しい。ライ麦の風味がまた独特で、ドイツ料理に合います。


というわけで、翌日はミュンヘンを経つことに。高速鉄道ICEに乗って、次は経済都市・フランクフルトに向かいます。フランクフルト行きはだいたい1時間に1本ぐらいの本数があります。

ICEには1等車と2等車があるのですが、2等車用のチケットを買っても、指定席料金はまた別。ただし、指定席に誰も座っていない時は堂々と座っても構いません。一つ一つの席に、その席の人はどの駅からどの駅まで予約を取っているかが表示されているので、それを見てまだその予約者が乗ってくる駅より前だったら座っていていいわけです。ミュンヘンからは乗客が多いのですが、途中のニュルンベルクとかで降りる人が多いので、指定席を取っていなくても結構座れます。ただ、ミュンヘンからフランクフルトは3時間ぐらいかかるので、予約しておくほうがいいかもです。

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