[中欧篇] ブラチスラバ(2)ブラチスラバ城/スロバキア


スロバキアの首都ブラチスラバのホテルに宿泊し、翌朝は都市のシンボルにもなっているブラチスラバ城(Bratislavsky hrad)に行ってみることに。

ドナウ川を眼下に見る小高い丘の上にあり、歩いて登るのも簡単なのですが、子どもたちもいるのでホテルにタクシーを頼んで移動。Uberで呼んでくれた運転手のお兄ちゃんが優しい人でした。

お城の西側のPalisady通りに降ろしてもらい、目の前はすぐ城の入口。

中は近代的に整備されていますが、元々は紀元前から防衛地点として要塞化されてあった場所なんだそうです。

城が間近に! 四隅に尖塔が建てられている様子から、ブラチスラバ城は「ひっくり返したテーブル」という愛称をつけられています。確かにテーブル、というか碁盤みたいな感じ。

ちなみに、ブラチスラバ城は歴史は長いものの、1809年にナポレオン率いるフランス軍の猛攻によって破壊され、1811年には大火で焼失。しばらく廃墟化していたものを、1950年代に今のように再建したのだそうです。

城門を入ってみますよー。

ブラチスラバ城の前に、勇ましくかっこいい騎馬像が。誰か知らんけど。

※今調べたら、モラヴィア王国黎明期の大モラヴィア公で実権を握って王国を繁栄させた、スヴァトプルク1世という人物なんだそうです。

ブラチスラバ城から南側を見た風景。眼下に流れるのはドナウ川で、左に見える橋は1944年のスロバキア民衆蜂起からその名がついたSNP新橋。対岸に見えるのはまだブラチスラバですが、ここから右側に行くとすぐにオーストリアとの国境に着きます。

城の本丸に作られている石のオブジェ。礎石か何かかも。

子どもたちはなぜかこの迷路のように組まれた礎石のオブジェが気に入ったようで、時間を忘れてひたすら遊んでいました。

丘の上のブラチスラバ城をじっくりと楽しんだ後は、丘を徒歩で降りて行くことにしましたよ。市街地まで歩いて行ってみますかね。


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