本日の『ビジネス発想源』で取り上げたのは、『日本人が知らない 世界中から愛される日本』という本です。
エルトゥールル号事件から東日本大震災まで、日本は世界に対してどのように貢献してきて、世界は日本に対してどのように憧れを持ちどのような心配りをしてきたか、というエピソードを各国別にまとめた本。
ウズベキスタンはなぜソビエト連邦の命令に反して日本人の墓を守り通したのか、パリダカールラリーで砂漠のど真ん中で大破した日本人ドライバー達はなぜモーリタニアの漁民たちに助けられたのか。東日本大震災の時にはどれだけの国がどれだけの支援をしてくれたのか。そんな心温まる話が満載です。
西洋かぶれには「日本は世界に遅れている。日本は嫌われている。このままでは日本はダメだ」という悲観論者が多いですが、日本はいかに世界中から愛されているのか、リスペクトを受けているのか、ということがよく分かります。日本という国に生まれてきた誇りを感じられる一冊。
実はこの本、私も依頼を受けて写真を提供したので、最後にクレジットして頂いています。依頼を受けた時にご説明頂いた企画内容を見ただけで面白そうだと思ったのですが、予想以上に面白く感動した本です。
『日本人が知らない 世界中から愛される日本』(井沢元彦氏・會田有璃氏著/宝島社)
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