今日の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、『アタック25』や『タイムショック21』など数多くのクイズ番組で優勝し、現在様々なクイズ番組の問題作成などを手がけるクイズ作家・日高大介氏の著作『クイズ王の「超効率」勉強法』です。
クイズ王というと何でも暗記していてどんなことでも知っているというイメージがありますが、実際にはAKB48のメンバーの半分も言えないぐらいで、クイズに必要な知識をとても効率的に吸収していることが本書で語られています。「クイズに早く答える方法」よりも「いろいろなことを効率よく興味を持ち、効率よく引き出す」ということに主題が絞られている本です。
こういう勉強法は例えば「本の題名を覚えたって、本の中身を読まなければ意味がないじゃないか」などと横槍を入れる人が結構いますが、もともと興味が全くなかったのに本の題名を覚えたことでその本に興味を持つきっかけになったりと、副次的な広がりがたくさんあるのです。そんな自分の興味を広げるヒントがいろいろと見つかる本です。
『クイズ王の「超効率」勉強法』（鍛治真起氏著／メディアファクトリー）
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