伝説左腕の奇跡『嶋清一の真実』


本日の「ビジネス発想源」で紹介した本は、1939年に甲子園大会の準決勝戦・決勝戦の2試合連続ノーヒットノーランという空前絶後の記録を達成した「伝説の左腕」こと嶋清一選手の生涯を追った嶋清一の真実という本。ちょうど甲子園シーズンですからね。

いつもはビジネス以外の本は皆さんあまり興味を示さない様子なのですが、今回は配信後amazonでヒット商品(順位上昇率)ランキングで1位を獲得していて驚きました。皆さん甲子園の話題には興味があるんでしょうか…。


『嶋清一の真実』(富永俊治氏著/アルマット)

全5試合完封、2試合連続ノーヒットノーランを決め「甲子園史上最高の投手」と言われながら、太平洋戦争のため24歳の若さで南洋に散っていった伝説の左腕投手。実は『巨人の星』のアニメにも出ていて、星一徹(主人公・星飛雄馬の父)は戦地で嶋に会っており、嶋の戦死を見取って形見のボールを託されるというシーンがあります。星飛雄馬も、嶋清一の精神を受け継いだ投手だったのです。

決勝戦ノーヒットノーランは嶋清一の59年後に横浜の松坂大輔(現・レッドソックス)が達成しましたが、2試合連続ノーヒットノーランはいまだ達成した者が出ていない大記録です。昨年、嶋清一の野球殿堂入りがついに決定しましたね。再びその名が世に広く知られつつあります。


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