日本の農家の明るい未来が見える、『食える農業の秘密』


本日の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、関東圏で絶大な人気を集めている
茨城県つくば市の農産物直売所「みずほの村市場」の長谷川久夫社長の著作、
『日本一の直売所が実践している「食える農業」の秘密』です。
直売所甲子園2013でも優勝して全国にその名を轟かす「みずほの村市場」ですが、
私もずっと以前に偶然茨城県を運転中に寄った時にすごい直売所だなと思って、
長谷川社長が『直売所が農村を変える』という本を書かれているのを知り、
一般書店で売られてなかったので取り寄せて結構何度も読み返しました。
昨年出版された同書にはその書籍よりもさらに多くの実例が書きこまれています。
いかにして「みずほの村市場」の戦略が、周囲の農家の方々の収益増に貢献しているか、
その方法を見ると、全国の農家の明るい未来が見えてきます。
明るい未来といっても、それに立ち向かうプロ意識がもちろん要るのですが、
それが現在の農家に求められていることであり、
それを放棄したことが現在の農家の衰退の第一の原因です。
そんな、産業のあるべき姿が分かる良本だと思います。


『日本一の直売所が実践している「食える農業」の秘密』(長谷川久夫氏著/ぱる出版)


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